HACCP対応工場

ステンレス製の釜

HACCP 対応工場

お菓子メーカーとしての責任と誇りにかけて、
先進のHACCP対応工場により、安心・安全を実現。

お菓子は人々が口にする食べものであり、何よりも安心と安全が求められます。そこで、私たちは先進のHACCP対応工場をいち早く整備。食品の安全を脅かす要因を分析し、その危害を取り除くための衛生管理を徹底しています。
たとえば、原材料を一定の温度に保つ定温倉庫、浮遊菌対策のための大型空気清浄機&紫外線照射機、微細な粉塵を吹き払うエアシャワー室を設け、金属探知や異物チェック、計量・包装などの製品検査を繰り返し行うなど、すべての製造工程の衛生管理に細心の注意を払っています。
さらに、空調・換気システムや適温保持の実践など、従業員が働きやすく快適な環境を維持することで、常に安定した品質管理と工場環境の実現につなげています。

※HACCP(ハサップ)=Hazard Analysis and Critical Control Pointの略。
危害要因分析と重要管理点を適切に管理するための衛生管理の手法を意味します。

haccp


施設・設備

厳しい環境基準をクリアし、環境への負荷を削減しています。

厳しい環境基準をクリアし、環境への負荷を削減しています。

環境への負荷をできるだけ少なくしながら、美味しいお菓子づくりを追い求めていくこと。これが私たちの変わることのない、基本的なスタンスです。のどかな田園風景が広がる佐賀県武雄市北方町に、2012年(平成24年)に新工場を建設。地域との共存共栄をめざし、衛生管理と環境保全に尽力しています。
自然に恵まれたふるさと佐賀県は、水中の有機物含有量の指標のひとつ、生物化学的酸素要求量(BOD)の基準数値レベルが厳しく、環境保全を重視した地域であることが知られています。私たちの製造工場では環境保全に配慮し、最高レベルの生産排水処理施設を設備。生物処理から膜処理まで、徹底的に管理された工場排水は、佐賀県の厳しい放流基準値の水質をクリアし、環境への影響をできるだけ最小限にしています。

  • 定温倉庫

    入荷した原材料で、温度管理が必要なものは、すぐに定温倉庫に人れて、一年中、一定の温度で管理を行っております。

  • ステンレス製の釜

    日産3.5t。業界有数の生産能力。ステンレス製の釜を39基設置。また、床は水勾配をつけており、従米にはない水はけの良さも実現。

  • 真空濃縮機

    甘納豆の製造に使用する真空濃縮機。真空状態にすることにより、砂糖の沸点を下げ、糖蜜を傷めにくくしました。

  • 乾燥コンベア

    甘納豆の生産ラインにある乾燥コンベア。自動洗浄装置も付いており、衛生管理には常に気を付けています。

  • 自動計量機

    バラツキのあった番重の甘納豆保管畳ですが、この自動計量機を設置した事により、定量保管ができるようになりました。

  • 甘納豆パッケージ室

    雑菌の多いダンボールは、製品包装室とは別の場所で梱包。最も高い衛生管理基準の甘納豆パッケージ室は、ダンボール持ち込み禁止にしました。

  • 液糖タンク

    従来の液糖タンクでは、寒い時期はパイプが凍りついて使えない状況がありました。今回は対策の為に、ヒーターを設置しました。

  • 甘納豆パッケージ室

    以前まで別々の場所にあった小袋の包装機械を、一ヶ所にまとめて設置することにより、生産効率がUP しました。

  • 現場事務所

    自動倉庫の遠隔コンピュータ管理。全ての製品をバーコードで完璧に管理。「在庫量」「賞味期限」等、画面で数多くの情報が閲覧可能となっております。

  • ジュース調合室

    ジュース調合室に設置しているパスチライザー(調合釜)。温度管理も自動になっておりますので、安全に調合しています。

  • ジュース充填室

    ポリ容器をセットすれば、あとは自動的に充填して、封まで行う機械。内部のジュースが、外気に触れないようにしている為、非常に衛生的です。

  • ジュース包装室

    従来、棒ジュースは人の手で箱詰めを行っていましたが、この縦型充填機を設置することにより、生産スピードが格段に上がりました。

  • 自動倉庫

    高さ15m 、最大で250 パレット(棒ジュースに換算すると、12,500ケース)が収納可能な自動倉庫。